人気ブログランキング |

[小説] モノケロスの魔杖は穿つ

伊都 工平・著 ファミ通MF文庫・刊

買い漏らしのところで触れた本。全4巻。
魔術的要素が根幹に流れた現代物。

10年ほど前に起きたある事件により、日本列島が変質し、本来よりも遥かに南へと移動している世界。
その時の記憶をおぼろげに残した高校生男子が主人公。

過去に何があったのか。
16の誕生日に迎えに来るという言葉を残した人物は?
「新しい月」とは何か?
全ての謎を解く鍵は自分の記憶の中に。

メディアへの露出の高さもあって、登場人物の一人がどうしても長門と被ってしまう。
読めば全然違うと分かりますが、先入観って恐ろしい。

魔術をベースとした社会システムの扱い方が面白いところ。
各巻に散りばめられた伏線を最終巻で一気に回収しているため最後が少々せわしないのが残念。
※回収はしっかりできてます。

既刊の「第61魔法分隊」がどちらかというと少女マンガ的雰囲気が強かったのに比べ、本作は所謂ラノベ調を前面に押し出している気がしますね。
尚、未完の「バシレイス」はSF色が強い仕上がり。
SFと言うならどれも根底はそれなんですが。

  by varelire2 | 2008-11-22 09:14 | | Comments(0)

<< 本棚投入と黒歴史 [COMICS] かんなぎ >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE