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[小説] 時砂の王

小川一水・著
ハヤカワ文庫

久々に電撃レーベル以外の本が続いてるぞ、うん。
過去改変をテーマにした時間SF
絶滅の危機に瀕した23世紀の人類が作り上げた人工知性体である主人公オーヴィルを主な視点として描かれています。

オーヴィルらと同様に敵も時間遡行能力をもっており、それぞれの干渉によりそれまで隣にいた仲間が突然消えたり、自分達とは違う時間枝から生まれた仲間が登場したりとパラドックスの醍醐味が楽しげに書かれていました。
楽しげ、とは言っても内容は至ってシリアスですが。

出発点たる23世紀のトリトンシティ(海王星)
最も近い時代である22世紀の人類との交流
第二次大戦期の欧州
太古のエジプト

そして古代、邪馬台国

冒頭はそんな背景とはまったく無縁の邪馬台国から始まります。
邪馬台国での話を主軸とし、大枠となる「時間遡行により外敵を根本から排除する戦い」が交互に挿入される作り。

邪馬台国編では主観が「彌与」に変わることを文体の差異であらわしているのが面白い。
慣れるまでちょっと読みづらい所もありますが、メリハリが利いて良かった。

最後が少しあっけない気もしますが、映像で見れば綺麗な終わり方かもしれない。




高速道路にウサギ
ユタ州イナカジャナイヨー
・・・どこがじゃボケーw

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日経にラノベ記事掲載

  by varelire2 | 2008-03-14 11:42 | | Comments(0)

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