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OS起動しない状態からのWindows10 再インストール

2017/03/15のupdate後から動作が怪しくなった
explorerが勝手に落ちる事象頻発
というかファイル選択すら1個もできず落ちていく始末

イベントビュアー見るとCompPkgSup.dllがエラー吐いてる
ggって見るとexplorerでアクセスしたフォルダに特定の形式の動画ファイルがあると落ちるとの情報あり
対応策としては

・3/15のアップデートのアンインストール
・その後にwindows updateの自動化を担っているサービスの停止によるupdateの手動化

とあった。


やってみた結果

・アンインストールが一部できず、終わらず途中停止(3/17の追加セキュリティパッチ)


仕方ないのでexplorerのファイラーをvectorで落として使うことにする(Asrを利用)

・update関連のサービス2つを元に戻す
・PCシャットダウン時にアンインストールした3/15のupdateが再度適用される


翌朝、起動時にアップデートの後処理が走った後・・・PCが起動しなくなる


・ntoskrnl.exeが見つからない。0x0000221のエラーコードでブルスク

そこからセーフモード等の選択画面が出るが、何を選んでも同じブルスクに戻るだけ

再起動、F2でBIOS画面を経由してF8超連打でシステム復元メニューを表示

・スタートメニューの復元 → 一通り走るものの失敗

・前のビルドに戻す → メモリのロードに失敗した云々のエラーで失敗

・復元ポイント → win7からのupgrade OSで使っていたためか、復元ポイント作成されておらず

・回復イメージ → そんなものはない

・コマンドプロンプト → 各HDD内にはファイルなど普通に残っている様子
               notepad ENTERでメモ帳も起動してくる

・システムファイルチェッカー sfc /scannow → 完了できませんでした

外付けUSBドライブ全抜去でやっても変わらず

残る手段は再インストール、もしくはその媒体使っての修復の2つのみ





win7からのupgradeによるOSのため、手元にwin10の媒体が無かったものの
microsftのサイトからwindows10のインストールメディアをダウンロードできることがわかる

ここから → Windows10 インストールメディア作成ツール

別PCを使って作成可能
しかもISOイメージかUSBメモリかの2択

丁度手元に手頃なUSBメモリがあったのでそれに作ることとする


媒体作成時注意するのは、再インストールするPCで使っていたのと同じエディションで作る必要あり
同じエディションで作れば、一度でもWIN10にしているPCなら認証コードがパスできるようです

また、32ビット版か64ビット版か両方かの選択肢もあり

容量に余裕があるなら「両方」を選べばOK  ※片方だと4GB、両方で8GBの容量が必要


媒体が完成するのは結構かかります
うちだと普通に3時間半程
USBメモリの転送性能がいまいちのものだったせいもあるかと


再インストールの際は、余計な外付け機器を外しておくこと


媒体が完成したら、再インストールするPCに取り付け、電源ON
F2でBIOS画面に入って、Boot優先順序を既存のHDDよりUSBを上に設定、Save & Exit

これでインストールメディアからロードされます


「両方」で選んだ場合は最初に32Bitか64Bitか、どちらを使うかの選択メニューがありますので
以前と同じものを選択

※このメニューの下にTABで移動できる「メモリチェック」のツールもあります
 念のため走らせてみるのもあり


Win10のインストールメニューが出てくるはずです
最初は特にいじることもないので 「次へ」

インストールメディアを用いて復旧を試みる場合は、この次の画面の左下に 「復旧」 へのリンクがあります
これをクリックすると、以前F8連打で出した 「復元メニュー」と似たようなタイルが並んだ画面ですが
ここに「インストールメディアを利用して復旧を試みる」もあり

うちだとこれを試してもダメで、結局再インストールとなりました


余計なドライブが外れている状態なら、物理ドライブ1、か2個くらいしか出てこないと思います
内蔵ドライブのみ表示されるはずなので

物理ドライブのうち、どのパーティションにインストールするか選択することになります

「プライマリ」と記載されているパーティションはBootドライブとして指定可能
基本的にはこれを選べばOK
恐らく以前の起動しなくなったOSもここに入ってます

「論理」と記載されているのはBoot不可、データドライブとして分けられたパーティションです

プライマリパーティションの容量が足りないようなら、このデータドライブを潰して新規プライマリパーティションを作ることも可能ですが、当然そのドライブに入ってたデータは全て失われます

プライマリパーティション自体を潰して作り直し、というのもありですが、その場合以前のOSデータが(マイドキュメント配下のユーザデータも)無くなってしまいます

既存のプライマリパーティションに容量が十分残っていれば(50GB程あれば大丈夫そう)、そのまま同じパーティションに新規でインストールすることができます
この方法だと、旧OSは「Windows.old」というフォルダに丸ごと退避してデータが残ります



今回は既存のプライマリパーティションに新規インストールという方法で実施しました

レジストコードはスキップ
新規インストールしたのでユーザプロファイルも新規作成

なんやかんやで無事終了(2時間くらい)

システムのプロパティ見ると、きっちり認証済みになってた

更に、OSが触らないフォルダも丸ごと退避もされず残ってた

単体アプリ類はそのままショートカット作って起動も可能

外付けドライブを取り付け、ドライブレターを以前と同じ順序に修正、それらにインストールしてあったアプリ、ツールの類の起動確認 → 起動した!

とりあえず、GIMP2、XMedia Recorderは起動
Thunderbirdは起動したが設定全飛び
ブラウザ類も同じく全飛び


しかし、ここからが大事

windows.oldフォルダ内をほじくり、「ユーザ」配下の旧プロファイル内から

 「Local」
 「Roaming」

の中身を見る
設定全飛びしたアプリのフォルダがあったら、それを新規作成したC:直下の「ユーザ」配下のプロファイル内の同じ場所にコピー

再度アプリ起動すると・・・ブラウザのブックマークから何から全復旧

レジストリに書き込む系のアプリ、ツール類の場合は別途新規インストール実施後、同じくwindows.oldからサルベージしてくれば、ほぼ復旧する

steamクライアントの場合、クライアント自体を再インストール
その後、一部のソフトは同じく旧プロファイル内にセーブや設定データがあるのでサルベージ
これで復旧
※ただし、steamのライブラリをC:のProgramFilies配下とかに作ってたら多分OUT

非steam版のオブリは旧プロファイルからセーブとini類だけサルベージしただけで再インストール不要で起動しました
OBMMもWryeBashもそのまま起動可能

あとはwin10からなのかUnityテクノロジー系のゲームも再インストール不要でした



OS新規インストールとなったせいか、今度はアプリ、ツール類インストールするタイミングで復元ポイントが自動作成されているのも確認

また、3/15のupdateパッチ当たった状態でexsplorer落ちる事象もなくなってた

結果的には良かった、のかなぁ?

作業時間通算で12時間くらいかかったけど

  by varelire2 | 2017-03-18 20:42 | PC | Comments(0)

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