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[小説] 妖魔夜行

山本 弘・著
角川スニーカー文庫・刊


20年近く前に刊行されていたシリーズの再版ではなく、新シリーズ
基本設定である
 「妖怪は人の思いから生まれる」
 「人間に悪さをする妖怪も入れば、助ける妖怪もいる」
 「人間社会に紛れて生活している」
 「互助組織であるネットワークを作っている」
という部分はそのままに、登場人物から組織まで全て一新
戦隊物とかの新シリーズ感覚、と作者が言っている通りの作り

開幕作となる本編では、人の幸せを妬む妖怪バッドエンドに狙われた女子高生が、妖怪の存在を知り共に歩みを始める物語だ
作者は元々TRPG畑であり、トンデモ科学やらオタク分野にも造詣が深い事もあり、随所に最近のネタが散りばめられている
そもそも、バッドエンドの元ネタからして「リア充爆発しろ」だから笑うしかない

ともあれ、BAR「兔の穴」も化け狸の彼方も登場しない本作ですが、間違いなく妖魔夜行の世界なのは感じられた

そういや旧シリーズの続編的存在のゴーストなんちゃらは微妙だったので、打ち切りっすかね

  by varelire2 | 2011-10-27 12:23 | | Comments(2)

Commented by ドラゴラム at 2012-02-07 19:00 x
CP300とかでキャラ作るの大変なイメージしかないですw
Commented by varelire2 at 2012-02-11 22:29
GURPS BasicだとCP250が基本だった記憶も
手持ちだと妖魔夜行、リングドリーム、マーシャルアーツしかないけど全部融合して遊べるのが良いシステムでした
癖までCPに絡む為、メイキングで人物像が全て決まるのがうちのプレイヤーには受けが悪く、ほとんど遊ばなかったけど
CPは400~450でスタートすると使い勝手が良いキャラが作れた記憶

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