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[小説]ゲート 自衛隊彼の地にて斯く戦えり(4) 総撃編

柳井 たくみ・著
アルファポリス・刊


6月に出ていたのですが、その頃まだ震災の影響で本屋が本格営業しておらず
なんとか駅前の丸善の営業時間に間に合って寄った時も、お約束の「在庫無し」
配達再開したAMAZONで購入
でかい本屋程欲しい本が無いジンクス
ベストセラーばっか並べても仕方なかろうに
最近は何故か新書も圧迫されてスペース減る傾向あるし

さて、本編
時間軸としては前巻のレレイ学会発表の前後となるようです
学会発表の妨害刺客対策としてランダム移動をしていた伊丹達に、冥王ハーディから神殿への半強制的招待が来る
神殿ではハーディの口より門が開いた経緯と固定化による弊害と対処について明かされ、人々は選択を迫られる
門を閉じるか、否か

初めて登場する神格
それは既に通常の手段では人々と交流することは適わず、イタコのように他者へ一時的に憑依することにより意志の疎通を行うという設定
選ばれたのは・・・お約束でレレイ
別世界人の伊丹は論外として、別神の亜神ロゥリィもダメ、ハーディとの決別を告げに来たヤオもダメ、テュカも何だかダメらしい

神格憑依の褒美(代償?)として学会発表の妨害排除と、ハーディの力の一部を授かるレレイだが、これによってまた騒動の中心となってしまう



とまぁ、そんな感じ
今回初めて特地調査に日本側の学者が登場、同行する場面がありますが、ここでもレレイ大人気
とても便利なキャラ立ちですな

一方、ゾルザル側へ間諜として潜入している古田側にもキナ臭い雰囲気が漂いだしたところでタイトルにある大激戦が発生
テューレといい感じだったのがどうなるのか期待を持たせつつ、次巻へ続く


元々は今回で完結、入稿も3月に済んでいたそうですが、直後例の大震災が発生
本編中の地震、津波などの天災描写は今の時期にそぐわないと急遽修正することにし、前半2/3に加筆修正したのが今巻

最終巻は後半1/3に加筆修正となるそうです

地球側各国の蠢動やら第二王子見てるともっと長引きそうに見えたんだけどねぇ


尚、今回一番の見所は古村崎によるマスコミと宗教についての講釈の件かと思うが、いかがか?





ココまでの主なキャライメージ

伊丹:ダメなヤン・ウェンリー
レレイ:タバサ
テュカ:ティファニア
ロゥリィ:水銀燈
ヤオ:アウラ・シュリフォン

倉田:岸本明
古田:最強のコックw

黒川や栗林もなんとなく浮かぶけど、ここまでマッチはしてないな
栗林妹ならこれか?

栗林菜々美:佐々木真奈美 名前だけなら栗林みなみって線も

ピニャも浮かぶんだけど、名前が出てこない!

  by varelire2 | 2011-08-13 22:37 | | Comments(0)

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