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[小説] 86 エイティシックス

第23回電撃文庫大賞受賞作
 安里あさと・著
 シラピ・絵
 I-IV・メカデザ

近未来を舞台にしたSF戦争物


共和国に隣接する軍事、技術大国の帝国が全方位宣戦布告して大荒れの世界大戦勃発。
帝国技術の粋を尽くした無人兵器「レギオン」により周辺各国軍は成すすべもなく蹂躙される。
共和国も対抗として無人兵器を開発、投入して戦線は膠着状態になった・・・

その実、共和国は技術力が足りず、無人兵器の完成には至っておらず、人権を剥奪された「人ではないモノ」を乗せることにより実質的に「無人兵器」であるということにしていたという設定。



まぁ、いい感じになりそうな気配の「設定」だったので購入。

しかし、読み進めるうちにどうにも違和感が半端なく、読み終わる前についつい突っ込みを書きたくなった。



共和国は古くからの白人至上主義国で、有色人種の存在する帝国と対峙するにあたって序盤で有色人種を国土外縁の収容地区(86区)へ隔離。
初戦で正規軍壊滅、それに伴い有色人種の人権を剥奪、優良種たる白人に対する防壁として戦線に強制投入。
無人機甲に対して携行対戦車兵器ロケットと爆薬による猟兵、肉壁として遅滞戦術の捨て駒にする。

これが10年前

その間、どうにかでっち上げた偽無人兵器「ジャガーノート」
このパイロットとして生き残った86区の人員を徴発、戦線に投入する。

これが7年前

86区からは毎年10万人が徴発され、残るのは1000人程度という生存率1%の戦場
7年で70万以上徴発!?

どうなってんのよw

これだけされるがままになっている、できているのはおかしいだろ?
徴発されたパーツという名の兵士にしたって、歩兵としてじゃなく、仮にもハイテク兵器の操縦、整備をやらされる訳で、その教育、習熟の時間と手間は?
誰が教育してんの?本国の人?
更に生存率1%で兵器の補充は?
その生産設備は本国にあるとしても材料は?



86区からの徴発部隊の後方、本国との間には対人・対戦車地雷原と自律式迎撃砲陣地、要塞防壁群が帝国の、そして兵器を与えられた徴発部隊に対する壁として存在する。


これ、誰が作ったのよ?
86区の人?
正規軍初戦で壊滅してるのに、随分悠長な監視強制作業ができたもんだ。


また、航空機の類が今のところ出てこないんですが、これは設定にある

「帝国による広域ジャミングで他国の様子が一切不明」
「自分達以外生き残っているのかどうかも分からない」


これに関係してるんですかね?


上でも書いたけどそんな状態で他国から資源調達もできないってことは、膨大な生産素材は全て自国で調達してんの?
人権剥奪した連中は全て死地に追いやっているってことは、採掘やらなにやらも全部本国人がやってるんですよね?
再生産するにしても限度があるんじゃ?
電力どうしてんの?核?


一方の帝国さんの無人兵器は生産、修理、補充から進軍、戦闘まで全て自動化されている設定
これが祟ったのか帝国側も密かに壊滅している、らしい
無人兵器の制御失敗か何からしい。


これが分かったのが4年位前


工場による自動生産は続いていても安全装置として規定年数アップデートされないと動作が停止する仕組みが施されているらしく、徐々に帝国無人兵器の稼働数は減少
今の想定だとあと2年程でほぼ全て停止する、らしい。


そんな訳で共和国の白人様は戦争など完全に他人事、「白人であらずば人にあらず」は完全にしみついている状態。



86区の徴発部隊は「5年従軍すれば市民権を取り戻せる」という約束で従っているようだが、生存率1%じゃワンチャン狙うにしてもベットが高すぎるので、ほぼあきらめ状態。




で、主人公の部隊、スピアーヘッド。
劣悪な戦場で生き残り続けた優秀な者のみで編成された即応部隊だそうである。
戦歴4、5年の猛者ばかりというからそりゃ凄い


が、しかし、しかしである

隊長含め全て10代
主人公たる隊長に至っては今年16になると明記されている

つまり4年生き残っているとして12歳から共和国製のへっぽこなんちゃって無人機で頑張ってることになる


86区、そこまで人いなくなったのか?
最初の5年で成人ほぼ壊滅なのか?


と思ったら、部隊付きの整備長は第一期徴発の生き残りで50代


第一期、つまり猟兵時代経験者で当時40代ってことになる

今10代とこのおっさんの間はどうなった?

優秀なやつ皆無、もしくは全滅なの?


おっさんがロケランぶっぱして駆け回ってた時、主人公6歳よ?



それでも主人公だけ特別異常とかなら、多少は妥協できなくもない
いわゆるロボアニメ主人公補正的な何かで


ただそれも、乗り込む機体が優秀ならの話


いくらアムロでも剣何某でも機体性能まで互角以下では無理がありすぎる

共和国主砲 56mm滑空砲 V号戦車(パンター)とか
帝国主砲 120mm滑空砲 メルカバmk3とか90式とかで採用


まずこれ、主砲からして負けてる
その上装甲もボールとガンダム(言い過ぎ。ゴッグくらいか)レベルで違う

機動力は帝国主力(120mm持ってるやつ)よりは上だが、斥候タイプとは互角程度
別に飛んだり跳ねたりもできない、ガッチョンガッチョン四脚歩行


ビームとかも無し
格闘兵装も重機関銃
当然相手も持ってる上、帝国中型は近接用ブレードまで完備


そして数は10倍レベルで敵が多い



自キャラモブ武将、いや拠点兵長で無双やれというようなもん

ステの成長も無し!プレイヤースキルのみ!


いや、無理ゲー設定にしすぎじゃね?


設定はなんとか騙されたとしても、主人公部隊の年齢設定でもうダメポ



あれ、これなんか似たようなダメ臭前にもあったなー


と思ったらあれだ


カマチーのヘビィオブジェクト


あれもこれも読者に配慮したのか年齢設定とか時間、数、兵站の部分で崩壊した残念SFラノベだ


なんだろうな

担当編集が「読者考えてくださいよ!もっと若くしないと共感得られませんよ?」とか言ってるんだろうか

背景設定の甘さはともかく、どうにもそんな気がしてならない


これがファンタジーやらもっと遠い星の未来の話なら、人員枯渇で急速育成された新人がどんどん投入されている世界(ガルフォースとか)として分からなくも無い

同じようなことを1惑星の1地域でしかも大して発達していないテクノロジーレベルでやるからボロが出る。


SFモノは作者がそれっぽい技術、設定を作り、如何に説得力も持たせて読者を騙しこむかという部分が過分にある訳で、「不思議なことは魔法」「神の力」でごまかせるファンタジーモノに比べて少なからず科学ベースになっている分、難しい。


それに失敗すると、こうなる。という例。


文章の組み立てや人物描写には特に難は見られないだけに、選択した素材を上手く扱えていないのが残念で仕方ない。


これを帯で梅雨沢恵一(キノの旅とかの作者)大絶賛と書かれているのは、もにゃっとする。


なんとか最後までは読んでみようか。



あ、メカデザは好みです
キャラ絵もいいんじゃないですかね
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  by varelire2 | 2017-03-05 22:14 | | Comments(0)

[小説] 叛逆航路

アン・レッキー:著
ハヤカワSF文庫:刊


以前から書店で見かけて気になっていた本
遠未来、戦艦のAIが主人公

1000体もの属体(AIの生体端末みたいなもの)をもつ戦艦だったのだが、ある事件で1体を残して全て消失
服従していた主人の裏切りに対して、復讐をしていく・・・というあらすじが書いてあった


が、実際に読んでみると状況把握するのに一苦労

舞台となる星間国家「ラドチ」は性を区別する言語体系を持たないため

 一人称は「わたし」
 三人称は「彼女」

すなわち、登場人物の容姿を想像することが非常に困難

その上、主人公のAIの属体は、外見はばらばらで意識だけが統一されている設定
肉体的には男でも女でもある
それが同時に複数の場所で見聞き、行動する描写が続くのだ

更に、物語の時間軸として大きく三つあり

 現在
 19年前
 1000年以上前

現在における「わたし」は単体で、主観も一つ
他の時間軸だと「わたし」は分隊構成員の一人でもあり、分隊長でもあり、他の分隊の構成員でもあり
戦艦そのものでもある

自分が今、どんな状態の「わたし」の視点で見ているのか、混乱させられっぱなし


最初は 「こりゃ失敗したかなぁ」 と思ったんですが・・・中盤過ぎた辺りから一気に引き込まれて読破

早く続きを読みたい! ※三部作の1巻がこれ


SF関連の賞、7冠というのも納得の出来でしたわ
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  by varelire2 | 2016-12-25 12:00 | | Comments(0)

[小説] ファング・オブ・アンダードッグ

ベン・トーのアサウラ最新作

ベン・トー → デス・ニード・ラウンド(DNR) → ファング・オブ・アンダードッグ(FOU)の順に刊行となったはず

相変わらず食事描写が腹減りなのに加えて、DNRではなかったホモくさい描写が復活
やっぱこの人、飯とBL描写が持ち味だと思う。あとSEGA押しw

DNR3冊、FOU4冊(第二部刊行予定らしい)とベン・トーより短くなってますが、その分気軽に読めるのはある

今回はSEGA薄目、飯普通、BL普通、血みどろ多め、もふもふありという配分の作品でした
ベン・トーから坊主と顎髭もカメオ出演してます

よくわからんのだけど、本職(?)腐女子的にアサウラのBL描写、要素はどうなんでしょうね

ノンケ的には許容範囲のギャグ要素に収まってると思うんですが
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  by varelire2 | 2016-11-05 19:00 | | Comments(0)

[小説] 天鏡のアルデラミン

TV見て「これは行ける!」と一気買い
ゼロ魔読了後の9月から10月に掛けて読破

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16世紀インドファンタジー、と思いきや遠未来SFだった戦記物
大航海時代とかやってればお馴染みすぎるインド亜大陸を舞台にした泥臭い戦場ドラマ
剣に代わって銃が戦場の主役になりつつある時代
情報伝達も伝書鳩や飛脚が最速
そんな舞台で高度な情報戦を含む権謀術数が延々と繰り広げられる

攻城戦から山岳戦、海上戦までほんとバリエーション豊富

まさか電撃で帆船による風上切りあがりやら、大砲の積載重量バランスとか読むことになるとは思いもしなかった

9巻から第2部といった感じで急展開となるが、今後も楽しみなシリーズ

アニメ主題歌が岸田教団with明星ロケッツなのも良い


なお、主人公イクタ・ソロークの声は禁書で一方通行当てた人です
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  by varelire2 | 2016-11-04 13:00 | | Comments(0)

[小説] ゼロの使い魔

アニメだけは見てたけど原作は違うという話は耳にしていた
今更感が非常に強いものの、丁度読む本が切れていたのもあってAMAZON ポチ
以前書店で何となく買った最新刊21巻だけは手元にあったのも効いていた

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作者がお亡くなりになり、21巻からは別人が執筆で完結までもっていくという予定らしい
代筆作家は非公開
荒れるだろうし正解だろう

9月に一気に全部読みつくした

元々の設定からして中世欧州をモチーフにした世界観ではあるものの、読むまで詳細は断言できなかった

国としては

トリステイン
 ネーデルラントもしくは北部フランス(ブルゴーニュ)
 ワインの話や人名、国家風土から見るにブルゴーニュモデルの雰囲気

ガリア
 まんまフランス王国
 強大な国力から察するにカール大帝期のイベリア含めた神聖ローマも含む気配

ゲルマニア
 まんまドイツ諸侯領
 諸侯の合議による首長の選定から、こちらも神聖ローマ期をベースにした感じ

ロマリア
 ヴェネツィアに東ローマを足した雰囲気

ブリタニア
 イングランド王国まんまですね
 浮いてるだけ

始祖ブリミルはローマ帝国の血筋とキリスト教を融合させた象徴になり、ローマ帝国領だったロマリア、ガリア、ブリタニア、トリステインがその正統後継者のポジ
非ローマだったゲルマニアが野蛮人の新興勢力扱いなもの同じ
新興勢力だが正統後継国家群より勢いがあり、ロマリアが宗教以外では衰退してボロボロなのも同じ

エルフがイスラムポジションなのは作者も書いてある通り
ターバンエルフってのはこの作品が初のモチーフなのでは?

アニメ版は1クール目だけが辛うじて原作に近いのみで、あとはかなりオリジナル
特にガリア王ジョゼフ、ロマリアの扱い、フーケの扱いが大分違う

2次創作でも数多くみられるように、本来のフーケはかなりいいやつですわなー

そしてアンリエッタ女王

こいつ、よく考えるとダメダメすぎて国が亡ばなかったのが奇跡に思える
原作後半からマシになってくるものの、ブリタニア潜入辺りは目も当てられない

アニメから原作読んでの総合的なキャラ評価としては、
フーケ、コルベール、ギーシュ、才人、タバサ、マザリーニ辺りが高め
ルイズ、キュルケ、マリコルヌ、モンモランシー、シエスタ、ジョゼフは変わらず普通
アンリエッタがかなり下落、というか地を這う勢い
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  by varelire2 | 2016-11-03 21:00 | | Comments(0)

[小説] OVERLORD

なろう発の小説で単行本、コミックと経てアニメ化
内容事体は漠然と知っていたもののスルーしてた

が、アニメ見て愕然

これはいい!

SAOはどんどんクソって行ったのを耐えていたけど、最初のシナリオ書き直しで切った。
アスナと最初からイチャイチャとかどんだけだよ・・・と

ログホラはアニメだけでいいや、と

その点、同じネトゲベースの帰れない系では段違い

なんせ主人公及び仲間は全部「魔物タイプ」
NPCとして作ったガーディアンも「魔物」

そんな中どうやって生きていくのか、というお話


んで、書店でスルーしてた単行本探し回ったけど「売ってない」

一般書店5件巡って半端な巻数は見つけたが「1巻が無い」

某駅中書店
店員曰く 「あー、凄い人気出てましてあるだけしかないんですよー」 4、6、9巻

某西瓜
店員曰く 「全滅ですねー。コミックスならあるんですが」 コミックスのみ

AMAZON
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再入荷情報が出るまでは転売クソプライスの3倍値

楽天ブックス
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クロネコヤマトのブックサービス
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どんだけだよ!
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  by varelire2 | 2015-08-05 21:24 | | Comments(0)

GATE アニメ版

いやー、思ったより酔い出来かも
OPも何気に岸田教団だし
まぁ、掴み?の為にレレイ、テュカ、ロゥリィが顔見世してたのはご愛嬌か

終わったと思った本編も外伝+とか出てたし

このまま独自展開無しで行って欲しいもんだ


珍しく自衛隊出ずっぱりアニメだしな
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  by varelire2 | 2015-07-15 14:44 | アニメ・映画 | Comments(0)

[小説] 俺の妹がこんなにかわいい訳がない12

5年続いたこのシリーズも終わり
思えばこの本からけったいなラノベが大量生産されるようになった気がする
まぁ、ハルヒ辺りから兆候はあったが

なんでも真似ればいいってもんじゃないのにエスカレートするから、題字見ただけで敬遠する本が増える増える
地雷避けにはいいのだけど・・・

中には稀に良作もあるから困りもの
僕の妹は漢字が読める(行き過ぎた簡易言語世界での文学について、の問題作)、とかな

え?俺妹最終巻の感想?




あー・・・┐(´ー`)┌




前半1/3読む時間の半分以下で残り読み終わりましたわ


終わらせ方、失敗したんじゃね?
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  by varelire2 | 2013-07-02 13:53 | | Comments(1)

[小説] 境界線上のホライゾン

川上 稔・著
さとやす・絵
電撃文庫・刊

以前読んだ分厚いシリーズ「終わりのクロニクル」の作者の現行作
アニメ見て説明不足が酷すぎたので手を出した
丁度読むもの切れてたしね

1巻の上巻から900ページクラスが炸裂するのはお約束
クロニクルは基本、主人公視点で話が進んでいたのに対し、今回は主人公サイドの複数の視点で書かれている点が特徴か
まだ2巻の上巻(現時点で6巻の上巻まで刊行済み)までしか読んでませんが簡単にまとめると

・大昔、超高度に発展した人類文明は次元を越え神にも等しい力をもっていた
・大元の地球を離れ遠くへ行った
・しかし、なんらかの原因で衰退、地球に戻ってきた
・いない間の地球を管理させていた環境システムが大ハッスルして普通に済むのはキツイ状態
・環境システムの影響が比較的低かった極東に元極東人は帰還、地元民と合流
 他の国は地球の複製を位相の違う空間(重層世界)に複製し、生活を始める
・極東の地脈管理システムの暴走か管理能力オーバーかで重層世界が元の空間に強制融合しはじめる
・極東以外が荒れ狂った環境になったため、他国は極東の土地を求めて戦争を起こす
・戦争(重層統合争乱)に負けた極東は日本列島を各国に分割統治されることになる
・極東自体は地脈制御担当する京都、キリスト教主体多国籍連合の傀儡として三河、巨大浮遊都市艦武蔵(ここが主人公サイド)のみが領土として残る
・条約により武装を持つことを禁じられた武蔵は、三河発の災厄を契機に全世界と渡り合うことになる



全然まとまんないけど、仕方ないね?
アニメでなんの説明もなしに、のっけから天使とかインキュバスとかスライムとかインド人が暴れまわってる理由にもなってないね?

本作が前作「終わりのクロニクル」と前々作「都市シリーズ」の間の時代の話とは聞いてましたが、裏表紙見ると

FORTH
 - AHEAD(クロニクル)
  - EDGE
   - GENESIS(ホライゾン)
    - OBSTACLE
     - CITY(都市シリーズ)

間歯抜け状態の模様
クロニクルが現代地球を舞台に分割された異世界間の争いを描いた内容で
そこからなんやかんやあってホライゾンの開始状況までの内容がEDGEなのかな?
重層世界でぐちゃぐちゃになったホライゾン世界が落ち着いて都市開始までがOBSTACLE

そう考えると各種亜人やら半神が出てくるのもロボとかも理解可能か
クロニクルに出てたしな、連中


最後にもう一度だけまとめると

「色々あってヤベーことに力とか失ったけど、昔の歴史踏襲すればまたゲットできんじゃね?」
「昔の歴史まとめた書物作って皆でこれやろうぜ!でも先読みしすぎるとまずそうだから、先行情報は100年分まで見れる状態で実装な?」
「あれ?1648年以降の情報更新されなくなった」
「世界がヤバイ!」

というのがホライゾン世界

下関がポルトガルとか紀伊半島がインドとか色々無理矢理が素敵
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  by varelire2 | 2013-07-02 13:33 | | Comments(0)

[小説]ダイナミックフィギュア

三島 浩司・著
ハヤカワ文庫JA・刊

武装神姫リアル版、じゃないです
上巻の帯にもある通り「スーパーロボットを理詰めでリアルロボットにしている」感じ

ある日地球に異星人が襲来し、軌道上に人工のリングを設置
このリングが上空を過るとき、人類は言い知れぬ虚無感に陥り、個人の奥底の思考があふれ出し、他者と共有されてしまうという精神的な効果を表し、心の弱いものは耐えられずに死を迎えてしまうこともある(孤介時間と呼称)
リングに対する攻撃は圧倒的なテクノロジー差で一切無効
コンタクトすら取れない

そこに別の異星人が襲来し、リング及び先住異星人を攻撃し始める
新たな異星人は更なるテクノロジー差を持っているのか少数で先住異星人を圧倒し始め、リング構造物の一部が地上に落下する
落ちた構造物はそのまま周囲に強烈な孤介時間を常時もたらすことになり、人跡未踏の地として人類の生存圏を脅かすことになる
更に構造体からは先住異星人の生物兵器と思われる自己進化型の化物が一定周期で周囲に湧き出す事態に

後発の異星人は構造体落下後なりを潜め、人類は独力で化物に対処していくことになる

落下地点の一つは日本の四国
ここを特別戦闘地域と指定し、自衛隊及び孤介時間に耐性をもった一部の者達が抵抗戦を続けているという状況

日本はある筋から入手したオーバーテクノロジーにより巨大兵器「ダイナミックフィギュア」を投入する



粗筋だけみるとまんまスーパーロボットものになるんですが、兵器投入の条件(周辺各国の承認が必要とか)や異星人に対する人類側各主張の差、騒乱終結後の日本による巨大戦力保持を嫌った他国による兵器自体の耐久性のなさなど、とことんリアル主義

まぁ、強いんですが耐久性はダイガードクラス、みたいな?

更に一番有効利用できるのは有人じゃなく遠隔操作の時とかw
遠隔だとハッキングやらなんやらあって、まぁ一悶着起きたりね

舞台も設定も一風変わったリアルスーパーロボットSFでした
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  by varelire2 | 2013-06-22 19:14 | | Comments(0)

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE