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[小説]ダイナミックフィギュア

三島 浩司・著
ハヤカワ文庫JA・刊

武装神姫リアル版、じゃないです
上巻の帯にもある通り「スーパーロボットを理詰めでリアルロボットにしている」感じ

ある日地球に異星人が襲来し、軌道上に人工のリングを設置
このリングが上空を過るとき、人類は言い知れぬ虚無感に陥り、個人の奥底の思考があふれ出し、他者と共有されてしまうという精神的な効果を表し、心の弱いものは耐えられずに死を迎えてしまうこともある(孤介時間と呼称)
リングに対する攻撃は圧倒的なテクノロジー差で一切無効
コンタクトすら取れない

そこに別の異星人が襲来し、リング及び先住異星人を攻撃し始める
新たな異星人は更なるテクノロジー差を持っているのか少数で先住異星人を圧倒し始め、リング構造物の一部が地上に落下する
落ちた構造物はそのまま周囲に強烈な孤介時間を常時もたらすことになり、人跡未踏の地として人類の生存圏を脅かすことになる
更に構造体からは先住異星人の生物兵器と思われる自己進化型の化物が一定周期で周囲に湧き出す事態に

後発の異星人は構造体落下後なりを潜め、人類は独力で化物に対処していくことになる

落下地点の一つは日本の四国
ここを特別戦闘地域と指定し、自衛隊及び孤介時間に耐性をもった一部の者達が抵抗戦を続けているという状況

日本はある筋から入手したオーバーテクノロジーにより巨大兵器「ダイナミックフィギュア」を投入する



粗筋だけみるとまんまスーパーロボットものになるんですが、兵器投入の条件(周辺各国の承認が必要とか)や異星人に対する人類側各主張の差、騒乱終結後の日本による巨大戦力保持を嫌った他国による兵器自体の耐久性のなさなど、とことんリアル主義

まぁ、強いんですが耐久性はダイガードクラス、みたいな?

更に一番有効利用できるのは有人じゃなく遠隔操作の時とかw
遠隔だとハッキングやらなんやらあって、まぁ一悶着起きたりね

舞台も設定も一風変わったリアルスーパーロボットSFでした
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  by varelire2 | 2013-06-22 19:14 | | Comments(0)

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