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[小説] フリーランチの時代

小川一水・著 ハヤカワ文庫・刊

老ヴォールの惑星に続いてハヤカワから2冊目の短編集ですね
表題作はいきなり主人公の死(ドカッ!バキッ!あたしは死んだ ばりに即死)からスタートと、なかなかショッキングな出だし
「これからはご飯がタダになります!」は中々のSF的名言かもしれない

植物人間からロボット擬態を用いての復活と人間の定義を書いた短編が色々考えさせられた
端々に見られる小物(プロット的な)描写が良いな

「時砂の王」を読んだ人には嬉しい番外編も1本入ってます


小川一水といえば結構買い逃しが多い
妙なる技の乙女たち
ポプラ社とかでも書いたりするから侮れない
全部買うつもりは無いけどこれは良さそう

あとレスキューウィングスのファイナルシーカーとか、天蓋の砦とかも漏らしてるなぁ

  by varelire2 | 2008-10-02 01:14 | | Comments(0)

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